インドネシアは多民族国家である
インドネシアは多民族国家であるため、言語と同様、宗教にも地理的な分布が存在する。 バリ島 では ヒンドゥー教 が、 スラウェシ島 北部ではキリスト教( カトリック )が、東部諸島および ニューギニア 島西部ではキリスト教( プロテスタント 、その他)が優位にある。
最新の統計( ブリタニカ 国際年鑑2007年版)によると、 イスラム教 76.5%、 キリスト教 13.1%( プロテスタント 5.7%、独立教会4.0%、 カトリック 2.7%、他)、 ヒンドゥー教 3.4%、伝統信仰2.5%、無宗教1.9%、その他 2.6%となっている。
バリ島ではバリヒンドゥー教の信仰者が多い
ヒンドゥー教の教えや風習はかなり色濃く残されており、各家にも寺を設けるなどしている。
お店や家の前には毎朝チャナンと呼ばれるお供え物をする。また村のお祭りなどは頻繁に目にすることができる。
バリ人はお祭りが大好きだと言う話はよく耳にする話であるが、バリ人にとってのお祭り(ウパチャラ)とは宗教的な儀式であり、現在の日本人がもつお祭りのイメージとは異なる。