【バリ島 コラム】 バリの伝統衣装


 

バリ島からあなたへ。

 

11月23日は「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」と

1948年に法律で定められた、勤労感謝の日。

休みなく日常の業務に追われ、忙しく働いているあなたのための祝日ですね。

今週末はバリ島にリゾート滞在される方も多いのでは。

 

さて、久しぶりにバリ島コラムのコーナーです。

(実はこんなコーナーもあったんですよ)

バリの伝統衣装

バリの伝統衣装

 

バリの伝統衣装

季節感の乏しい常夏バリで生活にメリハリをつけるものといえば

宗教行事やバリ歴に基づく伝統儀式、婚礼などで身につける伝統衣装。

ご旅行中にダンスや婚礼、その他宗教儀式を観た事がある方もいらっしゃると思います。

レゴンダンスなどの舞踊衣装をはじめ、婚礼衣装もバリの伝統衣装のひとつですが、

バリ島にはこれ以上に多くの伝統衣装の種類が存在しています。

 

その衣装は儀式の種類によっても異なり、

世界的にも生産地が限られていることで知られる

バリ東部トゥガナン村のダブルイカット(gringsing)はバリ島内でも有名で、

この織物を用いた衣装は村の出身者しか着用出来ないなど、

バリ島内であっても地方や村ごとに特色をもっているのです。

 

バリヒンドゥー教徒にとって衣装は

生後3ヶ月で初めて迎える宗教行事otonan(オトナン)で衣装に袖を通すことにはじまり、

天界への旅立ちと考えられる人生を終える日に纏う豪華絢爛で煌びやかな衣装など、

人生の節目を飾る大切なものなのです。

 

バリを訪れる際には、伝統衣装にも目を向けてみてくださいね。